地域景観リーダーは、景観地区指定等の地域側のキーマンになるばかりでなく、景観まちづくりの中心的な役割を担う可能性があります。また、今後、各自治体が風景づくりを進める上で、シンポジウムや協議会への参加などの可能性が考えられます。そのため、風景づくりの地域景観リーダーのネットワーク構築を図ることを目的とします。
県内外の先進地の視察や基礎研修を通して、風景づくりに関する知識や意識の向上が図られ、またリーダーとしての自覚が芽生えました。今後は風景づくりに関する地域の意見の取りまとめや地域美化活動、景観維持技術の習得に積極的に推進できる人材を育成することが必要となります。
そのためには、様々な地区の課題や取組方等の情報交換ができるように、各地区のリーダー同士のネットワークづくりを推進するとともに、自主的に地域景観活動が行える場づくりに取り組んでいく必要があります。