学ぶ/沖縄の風景づくりの取り組み

平成28年度の取り組み

目的

地域景観リーダーを始め6地区の活動で中心的な役割をされた方々は、今後、景観地区指定等の地域側のキーマンになるばかりでなく、景観まちづくりの中心的な役割を担います。また、今後、各自治体が風景づくりを進める上で、各市町村の審議会やシンポジウムへの参加、地域の景観協議会の設立準備などの可能性があります。そのため、各地区の市町村をまとめ役として、風景づくりの地域景観リーダーのネットワークと景観協議会の場づくりの構築を推進することを目的とします。


今後の展望

 風景づくりサポーターの育成は、今年度は地域景観技術習得とイベント等を行うソフト事業が行われました。昨年までと比べると、地域景観技術習得は6件が3件に減り、ソフト事業が0件だったのが3件に増加しました。ソフト事業としては、那覇市首里龍潭通り地区の「龍潭の清掃とイベント開催(龍潭を楽しむ会)」、糸満市山巓毛周辺地区の古い空き家活用についてイラストを使ったまちづくりの提案、糸満市米須地区の小学校の生徒による「シーサーづくり」がありました。今までのハードな取組以外に、地域のシンボルを使い楽しむこと、地域での課題をわかりやすく伝えること、地域の風景について興味を持ってもらうこと等を主眼に置いた動きが見られました。まちづくりの継続ということについては、その原点であり、多くの仲間を集め、今後の風景を作っていく取組であると考えられます。更なる地域景観づくりへ住民の意識向上と、地域景観協議会の設立を目指すため、次の展開を図っていく必要があります。

  1. 「風景づくりに興味を持ってもらえるような継続したプログラムの開催」
  2. 「自治会内等に地域景観協議会等の設置を促す」
  3. 「地域イベントと一体となった取組」



 地域景観リーダーの育成は、昨年までに引き続き風景づくりに関する知識や意識の向上を目指し、景観フォーラム及び県内の先進地事例研修などのリーダー研修を行いました。特に県内先進地事例研修では、各地区のリーダーのネットワークの場づくりのきっかけを作る為に、リーダー同士による地域の問題点やその解決の為のワークショップを取り入れ、更に地区の行政担当者も含め交流を図ることができました。今後は、各地域の実情に合わせた景観を担う景観協議会等の設立を目指し、各地区のリーダーやサポーター、行政担当者が共に活躍しやすくする等、他地区のリーダー同士の連携も含め、次の展開を図っていく必要があります。

  1. 「サポーター事業を行う地区内での研修によりリーダーのネットワークの構築」
  2. 「地域景観リーダーと共につくる景観の取組」
  3. 「自治会内に地域景観協議会等の設置を促す」
  4. 「行政担当者との意見交換の場を増やし、連携して取り組む」


4年間のプロセス

 また、行政の取組として、今回の事業は平成25年から4年間継続して行われており、平成27年度には浦添市(県道浦添西原沿線地区)、うるま市(勝連南風原地区)の景観地区の指定も行われました。

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