守る/沖縄の風景の特性

自然・歴史

森林・緑の稜線

イメージ:森林・緑の稜線

本県は、亜熱帯海洋性気候の下、年間を通して温暖で、貴重な動植物が生息・生育する緑豊かな島しょ県です。特に沖縄本島北部や八重山の島々、南北大東島などでは、他県にはないめずらしい種類の植物も数多く見ることができます。「生物の宝庫」ともいわれる沖縄の森や緑の稜線は、かけがえのない大切なものですが、こわれやすいものでもあります。近年は、森林や緑地の持つ水源涵養や安全・防災などの役割も広く知られてきており、また、その豊かな自然を活かし、エコツーリズムの発信地としても注目を浴びています。

自然海岸

イメージ:自然海岸

白い砂浜とエメラルドグリーンに輝く沖縄の自然海岸は、大切な財産です。世界に誇れる美しい海には数百種のサンゴがすみ、色あざやかな熱帯魚が群れをなして泳いでいます。周辺海域を黒潮が北上し、サンゴ礁に囲まれた海岸線には白い砂浜が広がり、青い空と相まって世界有数の海岸景観を誇っています。この自然的特性が、本県の観光・リゾートを支える最大の魅力となっています。また、美しい海は、特色ある農林水産業の振興や熱帯・亜熱帯及び海洋性に関連する学術研究の場としての活用など、多様な可能性を有しています。

世界遺産・眺望

イメージ:世界遺産・眺望

島しょ沖縄県にとって眺望景観は大切な資源です。観光地等の美しい眺望景観に加えて歴史的な意味合いや精神文化に関わる大切な眺望景観もあります。

平成12年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された主要グスク等は、世界遺産としての価値はもとより、沖縄の精神文化や歴史的資源の関係性、物語性を体感する上でも大切な景観資源及び眺望点といえます。

歴史的文化的な観点から重要となるのは、例えば斎場御嶽の三庫理(サングーイ)から久高島への眺望や、首里城から慶良間諸島及び久高島への眺望、勝連グスクから金武湾・中城湾への眺望、今帰仁グスクから国頭村安須森、伊平屋島・伊是名島への眺望、浦添グスクから久高島への眺望、識名園勧耕台から南部方面への眺望などです。また、かつて烽火(ほうか)の制によって首里城までの連絡通信を行った烽火台間の眺望も大切な景観資源となります。このことから、各地に存在するグスクや烽火台跡などは優れた眺望点といえます。

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