平成30年度の取り組み
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目的
景観施策の実施主体となるのは主に市町村である。市町村の景観施策促進をはかるため、県内市町村の景観行政担当者を対象に、景観の実務に関する知識、および技術の向上を図ることを目的とし、研修会等を中心とした景観行政コーディネーター育成事業を実施する。
基礎研修
基礎研修は、新任者を対象とし、本県における景観と歴史的なかかわりや景観行政の概要、景観まちづくり、景観計画など、景観に関わる全般的な内容を習得することを目指す。
《第一日目》
実施日時 | 平成31年1月17日(木) 9:30~17:00 |
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《第二日目》
実施日時 | 平成31年1月18日(金) 9:30~17:00 |
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実践研修
実践研修は、基礎研修修了者を対象とする。景観地区の指定や公共事業の景観配慮について、また景観協議会についてなどより実践的な内容の研修を行う。
《第1回》
実施日時 | 平成31年3月1日(金) 9:30~12:00 |
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《第2回》
実施日時 | 平成31年3月1日(金) 13:00~17:10 |
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県外先進地事例研修
関西地方
実施日 | 平成31年2月7日(木)~9日(土) |
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場所 | 大阪府堺市・兵庫県西宮市 |
研修内容 | 《大阪府堺市》 堺市の特徴として、地域を7つに区分した地域別景観形成方針がある。それぞれ市役所がある「都心・周辺市街地景観」、その周りの落ち着いた「近郊市街地景観」、堺市の真ん中にある「田園景観」、さらに南に下って山に入る「丘陵市街地景観」、地図の左手の海側には大きな工場が立地する「臨海市街地景観」等に区分し、それぞれで異なる景観基準を設けている。また、屋外広告物の景観形成についても取組を進めている。 堺市の重要な資産であり、世界遺産登録を目指している(2019年7月に登録)仁徳天皇陵古墳などの百舌鳥・古市古墳群周辺および堺環濠都市地域において重点的に取組を行っている。 |
《兵庫県西宮市》 西宮市では、六甲山などの山並みを背景とする斜面地では、平坦地から見上げることを意識している。景観形成基準では、最大投影率面積規制(ボリューム規制)や間口緑化率による緑化規制、色彩を設けている。景観重点地区を4地区指定しており、上記基準とは異なる基準が設定されている。なお、重点地区の1つである甲陽園目神山地区は都市景観大賞も過去受賞している。 屋外広告物条例も制定しており、積極的に取組を行っている。公共サインの取組を進めており、「西宮市公共サインデザインマニュアル」を策定し、景観・屋外担当部局以外とも協力して配置やデザイン統一など看板の適正化を進めている。 |